ランサーズ株式会社は「新・フリーランス実態調査2021-2022年版」を発表しましたので、フリーランス市場に関するお知らせとなります。
今回の調査で、2021年10月時点におけるフリーランス人口は約1,577万人、経済規模は約23.8兆円であることが分かった、とされています。調査を開始した2015年と比較すると、フリーランス人口が約640万人、経済規模が約9.2兆円増加しています。推移を見ると、2020年に一旦減少したものの、2021年1月に人口・経済規模がいずれも大きく増加し、「コロナ禍でフリーランス市場は大きく拡大したことが分かる」としています。
内訳としては、1)常時雇用されているが、副業としてフリーランスの仕事を行う「副業系すきまワーカー」、2)雇用形態に関係なく、2社以上の企業と契約ベースで仕事をこなす「複業系パラレルワーカー」、3)特定の勤務先を持たない独立したプロフェッショナルの「自由業系フリーワーカー」、4)1人で経営しているオーナー「自営業系独立オーナー」の4形態のうち、特に「自由業系フリーワーカー」と「自営業系独立オーナー」の2形態が大きく増加したとのことです。
尚、調査は9月30日~10月4日、過去12カ月に仕事の対価として報酬を得た国内20歳以上の3094人(うち、フリーランス1,548人)を対象にオンラインで行ったものとなります。